製作の裏側をお届け。オルネのオリジナルカーテンができるまで
この度、新商品として登場した、当店オリジナルのカーテン。
実は以前からずっと温めていた企画で、発注先であるインドの工場と何度もやり取りをし、サンプルチェックなどを重ねて、この度やっと発売にこぎつけたアイテムなんです!
そこで今回は、このカーテンの企画・製作を担当したスタッフの豊田と安立、そしてオーナー・谷の声をお届け。
カーテンを作ろうとなったきっかけ、製作を依頼したインドの工場のこと、商品の魅力、こだわった点など、たっぷりとご紹介いたします!
自分たちが「本当に欲しい」、
そう思えるカーテンを作りたかった
オリジナルカーテンの企画を担当した3人(左から安立、谷、豊田)。
―このカーテンを作ろうと思ったきっかけは?
豊田
「以前から『オリジナルでカーテンを作りたいね』という話は、社内でよくしていたんですよね」
谷
「海外っぽいデザインのカーテンが欲しい、でも日本にはなかなかない。かといって、海外製のカーテンはサイズが日本の住宅には合わない…。だったら当店で作ろう、と。そんな事情もありました」
―製作を依頼したのはインドの工場ですよね?それはなぜ?
谷
「以前、僕がインドに買い付けに行った際に出合った工場なのですが、とても仕事が丁寧だし、製作物のクオリティが高いんですよね。現在販売中の『オリジナル・カンタクッション』、『オリジナル・カンタマルチカバー』もその工場に依頼して作ったものです。取引実績もあるので、今回もそちらにお願いすることに」
インドの工場の様子。清潔感がある室内で、黙々と作業する職人たちが印象的。
美しく洗練された印象で、お客様からもとても好評の『オリジナル・カンタクッション』
インドの手仕事が光る、2色使いの刺し子
―現地の工場とは、何度もやりとりを重ねたそうですね。
安立
「こちらが要望を出し、インドの工場からサンプルが送られてきて、それに対して、またこちらが要望や改善点を出して…という感じですね。紙に書いたり、メールでやり取りしたり。サンプルの到着にはどうしても日数がかかってしまうので、完成まで時間がかかってしまいましたが、インドならではの手しごとが活かされた素敵な商品に仕上がったので大満足です!」
―「手しごと」と言うと、やはりこの刺し子に目がいきます。
安立
「刺し子部分は、色にもこだわりました。白とグレー、それぞれベースの布の色に合わせて、濃色と淡色の2色で差し縫いされています。ほのかに陰影がつくので、のっぺりとした印象にならず、柔らかい表情が生まれるんです」
濃色と淡色の2色で施された、刺し子。生地に表情が生まれます。
他にはない生地の透け感。動きのあるフリンジ
―他にはどんなところが魅力ですか?
豊田
「絶妙な透け感でしょうか。とても柔らかく軽いコットンボイル生地なので、風に揺れる様子も素敵だと思います。白とグレー、どちらもインテリアにすっと馴染む色ですよ」
谷
「裾のフリンジもこだわりました。少し動きのあるデザインになっているので、単調な印象にならず、お部屋を素敵に見せてくれると思います」
いくつものパターンから試行錯誤し完成した、裾のフリンジ
柔らかな生地の風合いと透け感。
当店のこだわりがたくさん詰まったこのカーテン、ぜひご注目くださいね。
◎登場した商品はこちら
writing/rie suzuki
2021.10.25