石川県の山中漆器の伝統を受け継ぎ、高い技術と美意識をもって木の器を作り出している「我戸幹男商店」のアイテムをご紹介します。
拭き漆の朱の椀「紅桜」シリーズ。
拭き漆は、木地に透けた生漆を何度も重ね塗りしながら拭き取っていく手間のかかる技法です。
半ツヤでサクラの木目がしっかりと見える上品な質感に仕上がっています。
使うたびに背筋が伸びて、所作まで整うような気持ちのよい佇まい。
少しずつ揃えていきたい、長く愛着の持てる器です。
石川県の山中漆器の伝統を受け継ぎ、高い技術と美意識をもって木の器を作り出している「我戸幹男商店」のアイテムをご紹介します。
拭き漆の朱の椀「紅桜」シリーズ。
拭き漆は、木地に透けた生漆を何度も重ね塗りしながら拭き取っていく手間のかかる技法です。
半ツヤでサクラの木目がしっかりと見える上品な質感に仕上がっています。
使うたびに背筋が伸びて、所作まで整うような気持ちのよい佇まい。
少しずつ揃えていきたい、長く愛着の持てる器です。
飯椀(左)と、汁椀(右)。
飯椀は、小ぶりの丼として使ったり。
ゆとりを持たせて、小鉢のように使ったりしても素敵です。
深さのある汁椀。普段使いはもちろん、祝いの席にも。
重ねておいておくだけでも、和の情緒を醸す美しさがあります。
サイズは、直径約12cm × 高さ約5.5cm、重さ約60g。
上に向かって広がり、ご飯を盛り付けやすい形状です。
サイズは、直径約11cm × 高さ約7.5cm、重さ約85g。
飯椀に比べ、どっしりとした形状。フチが少し反っており、口当たりも良いです。
底面には、素材の名前(さくら)がさりげなく刻印されています。底まで拭き漆できちんと仕上げているため、360度、木目の表情を楽しむことができます。
天然素材を使用した手工芸品のため、木目や色味には個体差があります。
「漆って、お手入れが大変なのでは?」と避けられがちですが、こちらの商品はとても扱いやすいです。使用後はできるだけ早めに洗い、柔らかい布で水気をぬぐい、乾いた布で拭くことで長持ちします。
どちらもボックス入りで、贈り物にもおすすめ。
一周まわって、トラディショナルな器が新鮮。程よくトーンの落ち着いた、いまの生活にしっくりくる器です。
明治41年 (1908年) ろくろの町、山中温泉にて我戸木工所として創業。木地屋職人として木地師の理念を受け継ぎ、漆器の元となる木地の完成度にこだわった漆器を多く制作してきました。近年では、デザイナーと精度の高いろくろ技法とのコラボレーションによって、実用性と芸術性の高さを併せ持つ漆器を作りだしています。